四人組の冒険?
(投稿者:店長 挿絵:オルサ氏 感謝!)
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飾り気が限りなく少ないという印象があるが、ベットの上のくまのぬいぐるみを見ればそうではないことに気づくだろう部屋。
この部屋の主であるジークフリートの朝が今日も始まる訳だが、目覚めると何故か片方の腕に軽い痺れを覚えた。
寝巻き姿のジークフリートはそのまま眠気の残る眼をゆっくりとあける。
──隣に誰かがいた。というかアースラウグだった。
しかも自分から彼女を抱きしめる格好。
つまり腕の中に寝巻き姿のアースラウグが包まれているという状態だった。
その中でアースラウグは気持ちよさげに腕の中で丸まって寝ている。
まるで暖かいところで丸くなっている猫の様に愛くるしい表情を浮かべるアースラウグは、見ている分には和ませたりするに十分な魅力を持っていた。
そう、傍目からみているという状況であれば。
だが、当事者である彼女の精神はそんな状態に耐え切れなかった。
彼女とは無論ジークフリートのほうだ。
「──!?」
「んぅあ!?」
突然飛び跳ねるように起き上がったジークフリートによって、眠ってたアースラウグが暖かな人肌から放り出される。
ひんやりとする外気とのギャップと相まって、アースラウグは目をぱちくりさせるほどに突然の覚醒をさせられる。
暫く両者の間に微妙な沈黙が跋扈する。
「…………あ、あー…アースラウグ………おはよう」
「ふはぁっ……おはよーございますジークねー様っ」
先ほどの起こし方にすまなさを感じていたジークフリートの挨拶に、アースラウグは曇りの無い笑みを浮かべながら返事するのであった。
その笑みは日向のように明るく元気そのもの。
その笑顔に、ジークフリートはひとまずの安心を覚える。
アースラウグ。
ブリュンヒルデのコアを用いて再生された転生体で……ジークフリートが突然教育担当官になってしまったメードである。
ブリュンヒルデはジークフリートより身長があったが、アースラウグは低い。
髪の毛も同じ色をしているが、長さはうなじが隠れる程度のセミロング。
顔も体も少女然としており、成人女性の落ち着きの代わりに明るさと元気をその体...
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